インビザライン

2024.12.12

インビザラインは痛い?痛みが出るタイミングや考えられる原因、対処方法について解説

インビザラインは痛い?痛みが出るタイミングや考えられる原因、対処方法について解説

矯正治療に興味があるものの、「痛い」という噂を耳にして躊躇しているという方もいるでしょう。

近年は目立たない矯正器具で有名な「インビザライン」の人気が高まっていますが、痛みの有無や度合いが気になるという方もいるはずです。

今回は、インビザライン矯正の痛みについて解説します。

痛いといわれる理由や原因、痛みが出た場合の対処方法についてもご紹介しますので、ぜひご一読ください。

 

目次

 

インビザラインは痛い?

治療を希望する方が年々増えているインビザラインですが、痛みはあるのでしょうか。

ワイヤー矯正と比較した場合、どの程度痛みが出るのでしょうか。詳しく解説します。

インビザラインの痛みの度合い

一気に歯を動かすのではなく、複数枚のマウスピースで少しずつ歯を動かすため、痛みが少ないという点がインビザラインの魅力です。

しかし、全くの無痛だというわけではありません。 歯を動かすためには、周囲の骨を溶かして前に進む必要があり、その際に炎症が起こると痛みが出る可能性があります。

違和感や圧迫感、多少の痛みを感じるという方が大半で、治療を中断したり、鎮痛剤を必要としたりするほどの強い痛みが出る方は稀です。

「痛みはあるけれど、眠れなくなるほどの激痛ではない」と理解しておきましょう。

ワイヤー矯正の痛みとの違い

ブラケットとワイヤーによって歯を大きく動かすワイヤー矯正では、装置の装着や調整を行うと、数日間は強い痛みが出ることがあります。

ワイヤーの力で強く引っ張るため、歯に負担がかかって痛みが出やすくなるのです。

ワイヤーの引く力だけでなく、装置の金具が内頬や舌にあたることで口内炎が発生することもあるでしょう。

ワイヤー矯正と痛みの度合いを比較すると、インビザラインの方が痛みは少ないといえます。

しかし、痛みには個人差がありますので、痛みの度合いだけで選択するのではなく、自身に合った治療方法を選択することをおすすめします。

インビザラインで痛みが出るタイミング

インビザラインで痛みが出るタイミング

マウスピースを初めて装着したとき、または新しいマウスピースに交換した直後が、痛みが出やすいタイミングです。

インビザラインでは、1~2週間ごとに新しいマウスピースに交換する必要がありますが、交換後1~2日は痛みが出やすい傾向にあります。

個人差があるので一概にはいえませんが、交換して3日程度経過すれば、歯がマウスピースに慣れて自然に痛みが治まるでしょう。

マウスピースを外してしまうと治療計画に遅れが生じるので、装置を外さずに痛みが引くのを待ちましょう。

痛みが強くて我慢できない場合には、歯科医院へ相談してください。

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インビザラインは痛いといわれる原因

インビザラインは痛いといわれる原因

歯を動かす処置が必要となる矯正治療では、どうしても痛みが出てしまいます。

インビザラインで痛みが出る原因について解説します。

①新しいマウスピースに慣れていない

新しいマウスピースに交換すると、その形に合うように歯が少しずつ移動を始めます。

これまで使用していたマウスピースとは形が異なることで少なからず力が加わるため、歯に違和感や圧迫感、痛みが出てしまうのです。

新しいマウスピースに慣れないうちは痛みを感じやすいものの、3日程度で慣れるといわれています。

マウスピースの交換は治療に必要な処置なので、交換時には多少痛みが出ることを理解しておきましょう。

②アタッチメントに引っかかっている

インビザラインの治療では、マウスピースと歯の密着度を上げるために「アタッチメント」と呼ばれる、厚さ1mm程度の小さな突起を歯に直接取り付けることがあります。

アタッチメントの形状には、丸型や三角型、四角型など様々なタイプがありますが、口内に引っかかり、唇や内頬に痛みを引き起こすことがあります。

アタッチメントは、一度取り付けると治療が完了するまで外すことはできません。

引っかかりを感じて痛みが出ている場合は、歯科医師へ相談してください。

③口腔内が傷付いている

そもそも口腔内があると、マウスピースが触れるだけで痛みを感じるケースがあります。

アタッチメントやマウスピースの形状に問題がないにもかかわらず痛みが出ている場合は、口腔内に触れていないかチェックしてみましょう。

口腔内があるときには、マウスピースの取り外しの際に刺激を与えないように注意してください。

痛みが強くなっている、炎症が起こっているという場合には、歯科医院へ相談しましょう。

④歯が後戻りしている

マウスピースを外している期間が長いと、歯が「後戻り」してしまいます。

後戻りとは、歯が元の場所にゆっくりと戻ることを指します。

後戻りが起こっている状態で久しぶりにマウスピースを装着すると、歯とマウスピースの形が合わずに痛みが生じることがあるのです。

インビザラインでは、1日20~22時間程度、装置を着けたままにする必要があります。

装置の装着時間を守って、後戻りが起こらないように注意してください。

⑤抜歯痕が痛みを発生させている

抜歯を含む矯正治療を行う場合は、ワイヤー矯正が採用される傾向にありますが、インビザラインでも抜歯が行われることがあります。

歯列不正が重度である場合や、特定の歯が治療を阻害している場合に取られる処置で、インビザラインの治療を開始する前に抜歯が行われます。

歯を抜くと一時的に痛みが生じることから、マウスピースを装着した際に感じる不快感や違和感よりも、抜歯の痛みの方が気になるという方もいるでしょう。

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インビザラインで痛みが出た場合の対処方法

インビザラインで痛みが出た場合の対処方法

治療を受けている間に痛みが出てしまった場合は、どのように対処すれば良いのでしょうか。

痛みを和らげる対処方法をいくつかご紹介します。

一つ前のマウスピースに戻す

新しい装置に交換した際に強い痛みが出た場合は、一つ前のマウスピースに戻して様子を見ましょう。

マウスピースを外す期間が長く、久しぶりに装着する場合も同様の方法で様子を見ます。

一つ前のマウスピースで数日間過ごすことで、新しい装置に交換しても違和感や痛みが出にくくなるというケースがあります。

ただし、新しい装置へ交換しないと治療が進まなくなってしまうので、一つ前のマウスピースに戻したい場合は、必ず歯科医師へ相談してください。

柔らかい食べ物を選ぶ

治療中には、口腔内や歯の周辺の組織がデリケートな状態にあるため、硬い食べ物を口にすると痛みを感じることがあります。

新しいマウスピースに交換したときには、柔らかい食べ物を選択して口にしましょう。

おかゆやうどん、湯豆腐やスープなど、指で潰せる程度の柔らかい食べ物がおすすめです。

噛む力を必要としない程度に食材を小さく切って、よく煮込んでから口にしてください。

マウスピースの形を整える

治療で使用するマウスピースを長く使用していると、変形が起こり、突起ができて口腔内に刺激を与えることがあります。

また、新しいマウスピースであっても、研磨不足によって突起が付いている可能性もあります。

この場合は、口腔内にあたる部分をやすりで削ると、痛みを緩和できます。

突起を放置していると、痛みだけでなく口内炎が発生する原因にもなるので、早急に対処しましょう。

勝手に削るとマウスピースの形状が変わってしまうので、突起が気になる場合は歯科医院へ相談してください。

鎮痛剤を処方してもらう

新しいマウスピースに交換した際に「強い痛みを感じる」、「我慢できないほどの痛みが長く続いている」という場合には、鎮痛剤を使用しましょう。

市販されている鎮痛剤を服用しても良いですが、鎮痛剤の炎症を抑える働きによって歯の動きが鈍くなる可能性があります。

治療に影響が出てしまうので、市販品を使用したい場合には、一度担当の歯科医師へ相談してください。

そもそも鎮痛剤を持っていない、どの製品を購入すれば良いのかわからないという方は、歯科医院で処方してもらうと良いでしょう。

歯科医師に相談する

痛みの感じ方には個人差があり、体調や心理状態によっても痛みの現れ方は異なります。

「マウスピースに問題があると思っていたけれど、実は痛みの原因が他にあった」というケースも珍しくありません。

インビザラインの治療中に痛みを感じた場合は、まずは歯科医師に相談してください。

痛みの原因を特定して、適切な方法で対処してもらえます。

誤った対処を行うと症状が悪化したり、治療に遅れが生じたりするので、我慢せずに歯科医院へ相談しましょう。

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インビザラインを希望する方はティコニーデンタルオフィスへ

理想とする歯並びを手に入れることができるインビザラインですが、痛みが出てしまうこともあります。

マウスピースの形を整えたり、鎮痛剤を使用したりすることで痛みを緩和できるので、不安だという方は事前に歯科医師に相談しておくと良いでしょう。

インビザラインの治療は、ティコニーデンタルオフィスへお任せください。

当院の院長が、患者様のご希望に合わせて最適な治療方法をご提案いたします。

インビザラインの治療費が知りたい、治療の詳細について知りたいという方も、まずはお気軽にカウンセリングをご予約ください。

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