1回の施術で効果が現れるケースもありますが、基本的にホワイトニングは、複数回施術を受けることで効果を実感できます。
施術を複数回受ける場合は、どの程度の頻度で通院すれば良いのでしょうか。
今回は、ホワイトニングの施術を受ける頻度について解説します。
効果を実感できるまでの期間や長持ちさせる方法もご紹介しますので、ぜひご一読ください。
ホワイトニングの頻度
施術を受ける頻度は、ホワイトニングの方法によって異なります。
患者様の歯の状態や希望する歯の白さによっても左右されますが、目安を知りたいという方に向けて、施術を受ける一般的な頻度をご紹介します。
オフィスホワイトニング
歯科医師や歯科衛生士によって施術が行われる「オフィスホワイトニング」は、1回でもある程度の効果を実感できます。
理想とするハッキリとした白さを実現するために複数回施術を受けたいという方は、1~2週間に1回の頻度で通院すると良いでしょう。
施術が完了した後には、効果を持続させるためにタッチアップ(再度施術を受けること)が必要です。
白い歯を維持したいという方は、1~3ヵ月に1回の頻度で通院してください。
ホームホワイトニング
自宅でホワイトニングを行う「ホームホワイトニング」は、施術のために通院する必要がありません。
歯科医院で処方された薬剤をマウスピースに塗布し、1日30分~2時間を目安に装着します。
ホワイトニングを行う場合は、週に4日以上を目安にすると良いでしょう。
なるべく歯を白くしたい、少しでも早く効果を実感したいという方は、毎日ホワイトニングを行ってください。
希望する歯の白さを実現した後にも効果を持続させたい場合は、週に1回を目安に行いましょう。
デュアルホワイトニング
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方を同時に行う「デュアルホワイトニング」は、効果が現れるのが早いという特徴があります。
人によって異なりますが、1回の施術で効果を実感できるケースも珍しくありません。
オフィスホワイトニングの施術を複数回受ける場合は、3ヵ月に1回を目安に通院しましょう。
ホームホワイトニングは、1週間に1~3回を目安に行ってください。
理想とする歯の白さを実現できた後には、1年に1回を目安に通院すると良いでしょう。
ホワイトニングの効果が実感できるまでの期間
施術を受ける頻度はわかりましたが、効果が実感できるまでにはどの程度の期間が必要なのでしょうか。
人によって異なりますが、ホワイトニング効果が実感できるまでに必要な期間の目安をご紹介します。
オフィスホワイトニング:1~3回程度
薬剤を塗布した後、専用の機器で光を照射することで歯を白くするのが「オフィスホワイトニング」です。
ホームホワイトニングよりも濃度の高い薬剤が使用されるため、1~3回程度施術を受ければ効果を実感できるでしょう。
元々それほど歯が黄ばんでいないという方であれば、1回の施術で変化を感じられるはずです。
すぐにでも歯を白くしたい、即効性が期待できる施術を受けたいという方は、オフィスホワイトニングを選択してください。
ホームホワイトニング:2週間〜1ヵ月程度
自宅で行うホームホワイトニングは、他の施術と比較すると、効果を実感できるまでに時間がかかります。
毎日マウスピースを装着したとしても、効果を実感できるまでには2週間~1ヵ月程度かかるでしょう。
ゆっくりと時間をかけて歯を白くするため、即効性は期待できないものの、長期的に効果が持続するというメリットがあります。
すぐに歯を白くする必要はないけれど、白い歯を少しでも長く維持したいという方は、ホームホワイトニングを選択してください。
デュアルホワイトニング:1回程度
歯を真っ白にしたいという方におすすめなのが、デュアルホワイトニングです。
歯科医院の施術で歯を白くした後、さらにホームホワイトニングで歯の白さを維持するという方法が取られるため、オフィスホワイトニングの施術回数でいえば、1回で効果を実感できる方も少なくありません。
他の施術と比較すると費用は高額になりますが、即効性と持続性の両方を持ち合わせていることから人気が高い施術です。
ホワイトニングの効果持続期間
施術によって歯が白くなったとしても、日常生活を送る中で自然に歯が黄ばんでしまいます。
一般的にホワイトニングの効果は、どの程度持続するものなのでしょうか。
目安となる期間をご紹介します。
オフィスホワイトニング:3~6ヵ月程度
効果持続期間の目安は、オフィスホワイトニングの場合「3~6ヵ月程度」です。
オフィスホワイトニングでは、歯の表面を白くする効果が期待できますが、象牙質のような歯の内部まで白くすることはできません。
施術によって歯が白くなったと思っても、ケアを怠ると「色戻り」が起こって、再び歯が黄ばんでしまいます。
即効性には優れているものの持続性にはあまり期待できないので、3~6ヵ月程度を目安にタッチアップを受けましょう。
ホームホワイトニング:6ヵ月~1年程度
自宅でホームホワイトニングを行った場合、効果持続期間の目安は「6ヵ月~1年程度」です。
他の施術と比較すると即効性に劣りものの、ゆっくりと薬剤を浸透させるため、象牙質のような歯の内側まで白くできるという特徴があります。
一度歯を白くすることができれば、6ヵ月~1年程度は効果が持続するでしょう。
歯の表面だけでなく内側が黄ばんでいると診断された方は、ホームホワイトニングを選択してください。
デュアルホワイトニング::1~2年程度
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの2つの方法を併用するデュアルホワイトニングは、「1~2年程度」効果が持続するといわれています。
費用が高額になるという点はデメリットですが、効果の持続期間が長いという点を踏まえると、決して損だとはいえないでしょう。
また、デュアルホワイトニングには、元の歯以上の白さを目指せるというメリットがあります。
天然歯よりもさらに真っ白な歯を目指したいという方は、デュアルホワイトニングを選択してください。
ホワイトニングの効果を長持ちさせるポイント
せっかく施術を受けたのなら、少しでも長く効果を持続させたいものです。
ホワイトニングの効果を維持するには、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。
最後に、日常生活の中で実施できる、効果を長持ちさせる方法をいくつかご紹介します。
①口腔内を清潔に保つ
ホワイトニングを行った後には、デンタルケアを徹底して口腔内を清潔に保ちましょう。
食べかすや汚れが口腔内に残っていると、色素沈着が起こって歯が黄ばんでしまいます。
また、むし歯や歯周病を発症するリスクにもつながるので、食後にはしっかりとデンタルケアを行ってください。
特に、色素沈着を起こしやすい色の濃い飲食物を口にした後には、口をゆすいだり、歯磨きを行ったりすることが大切です。
②色の濃い飲食物を避ける
色の濃い飲食物を口にした際にはデンタルケアを行う必要がありますが、そもそも口にすることを避けるといった対策も必要です。
コーヒーやワイン、カレーやチョコレートといった色の濃い飲食物は、デンタルケアを行っていても色素沈着が起こるリスクを高めます。
時々口にする程度であれば問題ありませんが、日常的に口にすることは避けましょう。
③ホワイトニング効果がある歯磨き粉を使用する
白い歯を維持したい場合には、ホワイトニング効果がある歯磨き粉を使用すると良いでしょう。
歯磨き粉の中には、コーティング作用を持つ成分が含まれる製品がたくさん存在します。
歯の表面をツルツルにして汚れの付着を防ぐ効果が期待できるので、歯の白さを維持したい場合に役立つでしょう。
市販品を購入しても良いですが、自身の歯に合った製品がわからないという方は、歯科医院へご相談ください。
④歯科医院で定期検診を受ける
自宅で入念にデンタルケアを行っていても、気付かないうちに磨き残しが発生していることがあります。
プラーク(歯垢)や歯石が蓄積していると、デンタルケアで除去することが難しくなってしまうので、歯科医院で除去してもらいましょう。
定期検診では、クリーニングが受けられるというだけでなく、むし歯や歯周病が発生していないかチェックしてもらえます。
白く美しいだけでなく、健康な歯を守るためにも、3~6ヵ月に1回は検診を受けることが理想です。
ホワイトニングに関するご相談はティコニーデンタルオフィスへ
歯を白くしたいという方から人気のホワイトニング施術ですが、十分に効果を実感するまでには、複数回施術を受ける必要があります。
白く美しい歯を実現するためにも、適切な頻度で施術を受けましょう。
ホワイトニングの施術を希望する方は、ティコニーデンタルオフィスへお任せください。
当院の院長が、患者様の歯の状態に合わせて最適な治療方法をご提案いたします。
どの程度の期間で効果が現れるか診てほしい、施術の費用について知りたいなど、まずはお気軽にカウンセリングをご予約ください。
【カウンセリングのご予約はこちら】
電話:06-6536-0800
オンライン予約:https://ssl.haisha-yoyaku.jp/x1114717/login/serviceAppoint/index?SITE_CODE=hp
また、当院のインスタグラムでは、実際の治療例や患者様の声を多数紹介しています。ぜひご覧ください。